AKAMIMI’s fishing diary

AKAMIMIが綴る北海道の釣りブログです。

濃昼岬右岸へ崖降り釣行

2018年5月3日

奥尻渡航を急遽取り止めたものの、その後の天候を見ると、そんなに荒れたわけでもなく、渡ってもよかったかなと思ってしまいます。(^_^;)

ともあれ、予定にぽっかり穴が開いてしまいましてどうしたかものかと・・

天気は3日午後から4日午前中なら雨は避けられそう、波は日本海なら東積丹〜石狩までなら比較的穏やかな予報です。
久しぶりに石狩方面の激磯行ってみますかぁ。

選択した場所は、濃昼岬 大岩、釣り場としては、あまり聞かない場所だと思いますが、ネットで調べると数件ヒットするかな、

釣り場の紹介では、「心臓破りの斜面を下らなければならない」とあります。(^_^;)
わたしも過去、若かりし時に一度降りたことがありますが、登りが相当キツかった記憶があります。

釣り場の入り口は、R231号を浜益方向に向かい、濃昼トンネル入口手前左にちょっとした広場あり、そこに車を止め、芝の斜面を登ったところが地獄の入口です。

降り口から海岸を覗くとこんな感じ。
左の磯が濃昼岬の先端部になります。
崖と言うほどではありませんが、高低差70mほどの急斜面を一歩一歩踏みしめながら降りていきます。

台上からは見えませんが、降り口を数メートル進むと既設のロープが張ってあるので、そのロープを頼りに登り降りできますが、このロープも斜面の半分ほどしかなく、その後は草にしがみつきながらの登り降りとなります。

降りるのは、滑り落ちてくだけなのでそんなに苦労はありませんが、(^_^;)

難なく海岸線に到達です。


海岸から降りてきた斜面を望む


濃昼岬と大岩を望む


送毛方向を望む、この先、玉石原を進むと七ツ岩、十字架の岩のポイントがあります。

大岩周辺は、荒根で根掛かり必至の場所ですが、大岩右側に少し距離をとると、小砂利にバラ根が点在する釣りやすい場所となりますので、今回はそこを釣り座としました。

2本の竿を出し終えたところで日没を迎え、程なくしてアタリきました。


アブラコ、40センチ

出足は良かったけど、その後はアタリはあれど、着いてくるのはピンコガヤばかりです。そして辺りが暗くなると竿先は完全に沈黙します。

曇り空で月明かりも、星明かりもなく、またここからは街明かりも見えない、まるで外界から遮断された別世界のようです。
目に見えるのは、動かぬ穂先ライトの冷めた灯り・・なんか、耐えられないものがあるなぁ。(^_^;)

普段はやらない焚き火してみました。周りは流木の山になってますので薪には困りません。

火を見てると癒されますね。なんて感傷に浸っている場合ではないです、アタリ来てますよ。

型は小さいけどカジカ2連発、さらにアブラコ40と続きます。

祭りタイムかと思いきや、パタパタと釣れてまたまた沈黙タイムに突入、この沈黙タイムは朝まで続きました。

朝マズメは、30以下のアイナメが二匹釣れただけでパッとせず5時には辛抱たまらず納竿としました。本日の持ち帰り。

[

ここからは、崖登りが待ってます。
崩れやすい土砂の斜面を一歩一歩足元を固めながら、草木に掴まりつつの登坂
足元が崩れて何度か滑り落ちながらもなんとか崖上に到着。

登り切った時には、地面にひっくり返って天を仰ぎしばらく動くことができませんでした。
「もう二度と来るもんかぁ」そう思うのですが辛さを忘れた頃にまた来てしまうんですよね。(^_^;)

私の中では、ここの崖登りが一番キツイかな、

もし挑戦したいと思った方がいましたなら、それなりの覚悟で挑んでくださいませ。
また単独釣行はやめた方が無難ですし、できればロープを持参し、既設のロープ先のルートを確保することをお勧めします。
崖の下部は露出した崩れやすい土砂でつかまる草木もなくまるで蟻地獄の様相です。


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